(安中) 市民『発』の「まちづくり」へ ! 安中まちづくり市民会議(仮称)がスタート

4月23日(土)午前10時から「キックオフ会議」

 「これまでの経験や考えを、これからの安中市のまちづくりに生かしてみませんか?」。安中市松井田町松井田のNPO法人Annakaひだまりマルシェで、4月23日(土)午前10時から、「安中まちづくり市民会議」(仮称)の「キックオフ会議」が開かれる。同法人では「安中のまちづくりについて率先して考えたり、参加していただける方々に、ぜひ参加していただきたい」と呼びかけている。

 キックオフ会議では、市民会議の方向性の確認、代表者の選出、年間計画の策定などを議題とする予定。参加資格は「安中のまちづくりについて率先して考えたり、参加をしていただける方」「お互いの立場、役割を尊重し、批判や非難をせず、自分ができることを誠実に行っていただける方」の2つが掲げられている。

 同会議は、今年2月27日に同法人が開催した地域づくり団体全国協議会・平成27年度地域づくり団体活動支援事業「どうする? 安中市のまちづくり~少子高齢化の進む安中市のまちづくりを考える~」を受けてのもの。その際には、NPO法人コミュニティビジネスサポートセンター代表理事の永沢映さんを招いての講話や、茂木英子・安中市長を交えての座談会が行われ、参加した地域住民らが盛んに意見を交換した。

 座談会の中で、茂木市長は「今日は『生』の意見をたくさん聞かせていただき、たいへん勉強になりました。安中市にはこれまでNPO・ボランティアセンターがなく、その点は県議時代から感じていました。『民の力』を発揮していただくためにも、来年度、市に新しい部署をつくり、そこに市民活動のコーディネーターを置こうと考えています。(その部署で)安中にどんなボランティア活動があり、どんな思いで活動されているのか、何が求められているのかを把握していこうと思います」と発言。今年度、安中市では組織変更があり、「市民協働、NPO・ボランティア・地域づくり団体の支援、男女共同参画、国際交流に関すること」をサポートする「市民生活課市民協働係」が新設されている。

 また、同法人代表理事の神戸るみさんは、キックオフ会議開催に当たり「身の周りのいろいろな問題を市民自らが考える。すべてはそこから始まるように感じています。今回の市民会議キックオフ会議は、そのスタートラインに立つ、という意味もあります。そしてもう一つ。過日の座談会でも話題になりましたが『プレーヤーをいかに増やしていくか』ということも、この市民会議の大きな目的です。皆さんがご自分の興味のある分野でそれぞれ内容を深めていきながらも、いざというときにはまとまることができるような、許容力のある、ゆるやかなつながりができればと思っています」と話している。

 キックオフ会議は定員10人で、参加費500円。参加者には名刺を発行(印刷実費各自負担)する。問い合わせは同法人(☎027-384-3131 E-mail : annaka-hidamari@kem.biglobe.ne.jp)へ。

まちづくり座談会


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