WESTぐんまについて

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趣旨

　地域活性化のためには、その地に『暮らす、働く、訪れる』人たちが笑顔で元気に、何らかの物事や出来事を生じることが必要であり、人と人とのつながりが重要です。また、その地の歴史や、埋もれている地域資源の発掘、活用による新たな『価値づくり』も必要でしょう。けれども、よりよい価値や、伝え、活かしたいことがあったとしても、広く周知されなければ関心を寄せられることもなく、理解、浸透を促すこともできません。そこには、広報活動を行うための何らかの『媒体』が不可欠。情報の確かさ、質の高さが求められ、情報の流通のあり方は、ますます問われてくるでしょう。

　情報社会といわれる現在、地域活性化には次の３つの観点が必要であると高崎商科大学非常勤講師・藤本理弘博士(地域政策学)は提唱しています。それは①市場的域際収支を改善すること ➁地域情報には限りがあることを認識し、枯渇を防ぎ新しい情報資源を生み出すこと ➂地域情報マネジメントが必要、地域メディアが編集活動を通して取り組むこと、といった観点です。そこで、当センターでは、地域を担うコミュニティの価値観を報道するメディアとして、群馬西部地域を対象とした地域メディア「WESTぐんま」を設置いたしました。

　 この事業は、当該地域はもとより群馬の活性化を図るための地域社会貢献事業であり、この地に暮らす人々の意識に働きかけ、地域の文化、気運を醸成していく上で欠かせないものです。「群馬で、西上州で暮らす人々」に焦点を絞る中、広く日本、世界を俯瞰する意識、文化の熟成に貢献していきたいと考えています。地域の出来事、生活、観光、歴史、文化などを幅広く取材し、良質で正確、有益な情報の発信や地域の商店などの集客、販売促進、情報交換に役立つ情報も発信します。また、将来的には群馬県西部地域（高崎・藤岡・富岡・安中）において紙媒体の発行、イベント連動型の事業を展開する予定です。

   特定非営利活動法人群馬活性化企画センターでは、群馬県安中市を中心とした地域の有益な情報を発信するサイトを構築・運営することで地域活性化を図るために、2015年1月１日に「あんなか・みんなのサイト」をスタートしています。市民サポーターにご協力いただき、安中の生活、出来事、観光、歴史など、さまざまな情報を発信し、2016年４月には20,000のアクセスを超えています。

　多くの皆様に趣旨へのご理解、ご賛同ををお願いいたします。