安中総合学園高校第9回ばら展開催
群馬県立安中総合学園高等学校では、5月20日(土)に生徒が実習で栽培しているバラ園を市民に開放するイベント、「第9回ばら展」が開催された。気温が30度近くまで上がる中、数多くの市民が訪れ、たくさんのバラが咲き乱れるバラ園をはじめ、生徒やPTAによる様々な催し物を楽しんだ。
独特の甘い香りが漂うバラ園。ここには数多くの品種のバラが植えられていた。このように眺めてみると、改めてたくさんの品種のバラがあることに驚かされる。バラのアーチや東屋なども設置されており、まさにバラに囲まれた花園といった感じだ。
バラを眺めていると、「マドレーヌいかがですか」「タピオカジュースいかがですか」という高校生たちの声。会場では、食文化系列の生徒たちが製造したマドレーヌ、フルーツケーキ、かき氷、フランクフルトなど、様々な食べ物を販売していた。
中には、安中市の名物である梅を活用した梅サイダーや梅ジュース、それに梅まんじゅうや梅酢ピクルスなど、独自開発した食べ物を販売したり(写真)、高校内で栽培・収穫した小麦を使ったベーグルなども販売したりして、食文化への幅広い取り組みの成果を披露していた。
他にも、情報ビジネス系列ではタピオカドリンクを販売し、初夏の暑い一日に涼を添えた。
他にも、生物資源系列によるバラを始めとする苗の販売(写真)、和太鼓部による和太鼓演奏、茶道部による野点、美術系列によるバラの絵画の展示(写真)、PTAによる焼きまんじゅうの提供なども行われた。
(取材・写真・文/藤本理弘)